マイクラのスライムブロックを溶かすポーション
スクラッチを使ったプログラミングで「マインクラフト」の建築を再現してみました。
今回作ったのは次の4つです。
・粘着ピストン
・スライムブロック
・溶かすポーション(自作)
・固めるポーション(自作)
・看板
↓ YouTubeの動画で動きをまとめてみました
スクラッチのプロジェクトは↓です。
フルスクリーンでプレイしたい方はこちら。
スクラッチの拡張機能「ペン」
今回はスライムブロックが溶ける動きをするので、「ペン」の拡張機能を追加しました。
太目の線を何本か重ねてスライムブロックを作り、溶けるときは曲線にして表現しています。
これにスクラッチの描画エディタで「空」にグラデーションをかけました。
(ちょっと空がさみしかったので後付けです。)
今回はタップしかしないので「看板」に「TAP」と書いて置いておきました。
少し影を付けています。
元の位置
真ん中
伸びきった位置
表示するコスチュームの番号を「ピストン番号」変数にして、「背景」のコードで切り替えています。
それぞれのスプライトのコードで切り替えるとタイミングがずれることがあったので「背景」で一括管理することにしました。
左の粘着ピストン
左側は右側のコピーです。
プログラムで左右反転表示させています。
「回転方法を(左右のみ)にする」ブロックを付けておかないと上下逆さまになってしまうので注意です。
粘着ピストンの配置は、間に3ブロック分空けて置きました。
これで「スライムブロック」を左右の粘着ピストンで引っ張り合う形の出来上がりです。
スライムブロック
スライムブロックのパーツ
・左側固定部
・右側固定部
・「ペン」を使った描画
以上の3つでスライムブロックの「四角」や「伸びた状態」を表現しています。
左側固定部用スプライト
「左側の粘着ピストン」と重ねたときにぴったりくっついた位置になるように描きました。
ブロック1個分ずれた位置になります。
右側固定部用スプライト
こちらも同じように「右側の粘着ピストン」と重なったときにくっついた位置に描いています。
「ペン」で描画するスプライト
コスチュームには何も書いていません。
プログラムで線を描きます。
全部で7本の線を重ねています。
〇で線を引くので端にできる隙間を固定部分で隠す感じになります。
一番上の色を変えることで丁度いい遠近感が出るようにしました。^^
伸びる長さによって線を曲線にしますが、7本それぞれ係数を変えていて上の方が早く曲がるようにしました。
上手く重なるようにしないと隙間ができてしまうので丁度いいところで調整しています。
「スライムブロック」がくっついたり、伸びたりするところはコードを直接見てください。
(sinカーブつかっているだけですけど、、、)
「線」スプライトに線を引くコードが書かれています。
手の動き
手はマイクラとおなじで四角の棒です。
持ち物
手にもつアイテム用のスプライトです。
スライムブロック
使用すると溶けていたスライムブロックを四角に固めます。
ポーションの演出
ポーションを使用するときの遠くに飛んでいく動きと、ぶつかった後の「ぐるぐる」を出しています。
タップでの切り替え動作パターン
最初:
手に何も持っていません。
1タップ:
スライムブロックを持ちます
2タップ:
スライムブロックを粘着ピストンの間に配置します。
そのあと溶かすポーションを持ちます。
3タップ:
溶かすポーションを投げます。
4タップ:
固めるポーションを持ちます
5タップ:
固めるポーションを投げます。
6タップ:
溶かすポーションを持ちます。
以降、3~6を繰り返します。
「ペン」は簡単に画面に線を引いたり、スタンプを押したりできるので是非使ってみてください。
この記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。
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