スクラッチでマリオ風のアクションゲームを作ってみる(その9)
9.敵をやっつける
9-1:きぜつした「てき」を落とす
「てき」のスプライトのコードを開きます。
「ワープする」ブロックを見つけましょう。
「もし「(状態)=(元気)なら」のブロックの下に次のブロックをくっつけます。
「もし「(状態)=(きぜつ)なら」ブロックを追加して中に次のブロックをいれる。
「(状態)を(たおされた)にする」
「(重力)を(0)にする」
「(得点)を「(てきの速さ)×(100)」ずつ変える」
※ このままだと「てき」が落ちるときに「ジャンプとゴール」に触れてワープしてしまうので、次のコードで回避しましょう
「もし「「(状態)=(たおされた)」ではない」なら」ブロックを作りましょう。
すぐ下にある「もし「(ジャンプとゴール)に触れた」なら」ブロックを、
新しく作った、
「もし「「(状態)=(たおされた)」ではない」なら」ブロックの中に入れます。
そのブロックを「コスチュームを(コスチュームの名前)にする」ブロックの上にくっつけます。
「たおされた」時は、壁に当たらないようにしましょう。
「キャラクターを動かす」ブロックを見つけましょう。
「もし「「(状態)=(たおされた)」でない」なら~でなければ」ブロックを作ります。
「キャラクターを動かす」ブロックにある「壁にぶつかる」ブロックを、新しく作ったブロックの中に入れて元の位置に戻しましょう。
実行してみましょう。
9-2:落ちた「てき」を復活させる
ひきつづき、「てき」のコードを作っていきます。
「ブロック定義」から「ブロックを作る」ボタンを押して新しいブロックを作ります。
名前は「復活する」にします。
「復活する」ブロックを次のように作ります。
「もし「(Y座標)< (-185)」なら」ブロックを作り、その中に次のコードを追加。
「最初の位置に移動する」
「キャラクターを動かす」ブロックにある
「もし「「(状態)=(たおされた)」でない」なら~でなければ」ブロックの
”でなければ” の中に、「復活する」ブロックを入れましょう。
「最初の位置に移動する」ブロックに移動しましょう。
一番下に次のコードを追加します。
「(状態)を(元気)にする」
「コスチュームを(Crab-a)にする」
実行してみましょう。
9-3:たおした「てき」の数をカウントする
「てき」のコードを開いて、「変数」から「変数を作る」ボタンを押します。
新しい変数「たおした数」を作りましょう。
「はたが押されたとき」ブロックの一番下に、
「(たおした数)を(0)にする」ブロックをくっつけましょう。
「復活する」ブロックに次のカウントするブロックの「最初の位置に移動する」ブロックの上に、
「(たおした数)を(1)ずつ変える」を追加しましょう。
実行してみましょう。
9-4:たおすときに「てき」を押す
「てき」スプライトのコードを開きましょう。
「ワープする」ブロックを見つけます。
次のコードを作ります。
「(移動する方向)を(0)にする」
「(加速)を(0)にする」
「もし「(右向き矢印)キーが押された」なら」を追加して中に、
「(加速)を(90)にする」を追加する
「もし「(左向き矢印)キーが押された」なら」を追加して中に、
「(加速)を(-90)にする」を追加する
次のようなコードになります。
このままだと、まだ動きません。
「左右に移動する」ブロックを見つけましょう。
「もし「(状態)=(元気)なら」ブロックの 「(状態)=(元気)」を、
「「(状態)=(元気)」もしくは「(状態)=(たおされた)」」 に変更します。
実行してみましょう。
9-5:やってみよう
今のままだと、「てき」が落ちるときに、「土管」の後ろを通ってしまいます。
落ちるときは、「土管」の前を通るようにしましょう。
また、復活して出てくるときは「土管」の後ろを通るようにしましょう。
ヒント:
「土管」の表示順は、「最前面」の「1層奥」になっています。
「てき」の状態を「たおされた」にするときに、「土管」より前にしましょう。
戻すときは、「最初の位置に移動する」ブロックの中で、「土管」より後ろにしましょう。
(一回、「最前面」にしてから、奥に下げるよ)
他の作品記事もよければ読んでみてください。
「水色のパンダ団」が作ったスクラッチ作品の記事まとめ
スクラッチ作品の作り方や解説をした記事を整理しました。小学生などの初心者やゲームを作りたい中級、上級者などプログラミングのスキル別に作品をまとめています。
0 件のコメント:
コメントを投稿