【マリオ風アクションゲーム】10.タップ操作に対応する

2020年8月9日日曜日

Scratch スクラッチ プログラミング マリオ

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スクラッチでマリオ風のアクションゲームを作ってみる(その10)

10.タップ操作に対応する



作り方まとめページがあるよ→ 記事まとめ

前回の続きです。 9.敵をやっつける


タブレット端末でスクラッチのプロジェクトを確認したら、ゲームを操作できないことに気が付きました!
キーボードないですよねー。
もっと早く気が付けばよかったな。




10-1:タップで操作するエリアを決める


コードを作る前に、画面のどこをタップすると操作できるのかを整理します。

まず、画面の真ん中から左をタップすると、「キャラクター」がに移動します。




反対に、画面の右側をタップすると「キャラクター」が右に移動します。



そして、下の段の土管以外のエリアをタップすると「キャラクター」がジャンプします。
(左右の移動とジャンプが同時に行われます)



下の段の土管のエリアだけは、「キャラクター」がジャンプしません。





10-2:下の段の土管にタップの説明を描く


「土管」のスプライトを選択して「コスチューム」を開きます。



下の段の土管の上にタップできることがわかる説明を描きます。

文字を太くするときは「枠線」の太さを変えるとよいです。



ゲーム画面では↓のようになります。





10-3:キー入力操作を「入力」ブロックに移行する


「キャラクター」を選択して「コード」を開きます。




「ブロック定義」の「ブロックを作る」で、「入力」ブロックを作りましょう。



次に、変数を3つ作ります。

「右ボタン」、「左ボタン」、「ジャンプボタン」です。




新しく作った「入力」ブロックに、次のコードを追加しましょう。

「(左ボタン)を(OFF)にする」
「(右ボタン)を(OFF)にする」
「(ジャンプボタン)を(OFF)にする」




今まで通りのキー入力に合わせて、各ボタン変数をONにします。

「もし「(スペース)キーが押された」なら」
    「(ジャンプボタン)を(ON)にする」

「もし「(右向き矢印)キーが押された」なら」
    「(右ボタン)を(ON)にする」

「もし「(左向き矢印)キーが押された」なら」
    「(左ボタン)を(ON)にする」




「ジャンプする」ブロックを見つけましょう。

「(スペース)キーが押された」の部分を、「(ジャンプボタン)=(ON)」に変えます。

※ ジャンプするキーを(上向き矢印)に変えている場合は、(上向き矢印)にしてください。




「左右に動かす」ブロックを見つけましょう。

「(右向き矢印)キーが押された」を「(右ボタン)=(ON)」に変えます。
「(左向き矢印)キーが押された」を「(左ボタン)=(ON)」に変えます




「(キャラ移動)を受け取ったとき」イベントブロックを見つけましょう。

「ずっと~」の中の一番上に「入力」ブロックを追加します。




実行してみましょう。
(いままで通りにキー操作で動けばOKです)

※まだタップ操作はできないよ





10-4:タップで操作できるようにする


「入力」ブロックに戻りましょう。

一番下に、「もし「マウスが押された」なら」ブロックをくっつけます。
「マウスが押された」ブロックは、「調べる」の中にあります。




追加した「もし「マウスが押された」なら」の中に、次のコードを追加します。

「もし「(0)<(マウスのx座標)」なら」
    「(右ボタン)を(ON)にする」

「もし「(マウスのx座標)>(0)」なら」
    「(左ボタン)を(ON)にする」




「ジャンプボタン」をONにするエリアを確認しましょう。



「ジャンプボタン」がONになるように、

「もし「マウスが押された」なら」の中に、次のコードを追加します。

「もし「「(-110)<(マウスのx座標)」または、「「(-170)<(マウスのx座標)」かつ「(マウスのx座標)<(170)」」なら」
    「(ジャンプボタン)を(ON)にする」



「入力」ブロックは↓のようになります。




実行してみましょう。
(タップ操作を確認したいので、「全画面表示」にしてから実行します)



画面をタップ(クリック)して「キャラクター」を操作できたらOKです。





10-5:やってみよう


タップ操作だと操作が難しいので、「キャラクター」のジャンプ力をあげたいと思います。

「重力をかける」ブロックを見つけて、「(重力)を(30)ずつ変える」ブロックを、
「(重力)を(28)ずつ変える」に変更しましょう。

これで、ジャンプ力が上がったので上に登りやすくなりました。

そこで、今回(28)に変えた値をたとえば(20)に変えて実行したらどうなるでしょうか。


是非、やってみてね。

※ 値は(28)に戻しておきましょう



次の記事だよ→ 11.ボスを出現させる


今回作ったプロジェクトはここだよ →  マリオ風ゲーム:Step10(タップ)

プロジェクトが作れなかった場合は、動きだけでも見てみてね。





他の作品記事もよければ読んでみてください。


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はじめまして。はるはるです。 中2の息子と小5の娘を抱える2児の父です。今はゲーム会社で働いています。 子供のプログラミング学習に協力できるように教え方を勉強中です。 このブログでは簡単なゲームを作りながら自分が学んだことを少しずつ共有していきます。 情報処理の試験をたまに受けます。 第二種情報処理技術者 ソフトウェア開発技術者 基本情報処理技術者 応用情報処理技術者 twitter: https://twitter.com/amaruchan007

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