その2.無料枠サーバにSSHで接続する
前回作成したGCPの無料枠サーバにフリーのターミナルソフトを使用してSSH接続をしてみます。
GCPコンソールからブラウザウィンドウで接続ができますが、今回は自分用の 「公開鍵」と「秘密鍵」のペアを作って接続するようにしてみます。
ターミナルソフトを使用する
今回使用するターミナルソフトは、「RLogin」というソフトを選びました。
設定とか難しくなさそうなのでよいかなと思いました。
インストールはこちらから。
公開鍵ペアを作成する
公開鍵ペアを作成するために「puttygen.exe」をダウンロードします。
ダウンロードはこちらのページの「64bit puttygen.exe」を使います。
puttygenを立ち上げます。
Parameters を 「RSA」の「2048」に設定して「Generate」ボタンを押します。
ダイアログの 「Key」のスペースをマウスでグリグリします。
するとランダムな値を元に鍵ペアが作成されます。
鍵ができます。
※ この鍵は使っていません
① 「Key comment」の欄にGCPのユーザー名を入力します
※ Googleアカウントのユーザー名になると思います。
②公開鍵が表示されている内容を全部コピーします。
③「Save private key」で 「秘密鍵(Putty)」ファイルをローカルに保存します。
インスタンスに公開鍵を登録する
接続先のインスタンスをクリックします。
「編集」を押します。
下の方にある「SSH 認証鍵が0個あります」の「表示して編集する」を押します。
開いた「公開 SSH 認証鍵を入力」と書かれたテキストボックス内に、先ほどコピーした公開鍵のテキストをそのまま貼り付けます。
下にある「保存」ボタンを押します。
これでインスタンス側の設定が終わりました。
ターミナルソフトに接続情報を設定する
・「タブ」は2つ以上設定すると「Server Select」で表示されます
・「エントリー」は接続先が識別できるような名前にします
・「ホストアドレス」は、VMインスタンスの「外部IP」を設定します
・「ログインユーザー名」はGoogleアカウントのユーザー名を指定します
・「SSH認証鍵」ボタンを押して保存した秘密鍵ファイルを指定します
その他、いろいろ細かい設定ができますがとりあえずこのまま「OK」を押します。
作った接続先を選択して「OK」を押すとGCPのインスタンスへSSH接続が完了します。
※最初は認証鍵についてダイアログがでますが「OK」で進めます
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