その3. 無料サーバにWin SCPで接続する
Google Cloud Platform(GCP)の無料枠サーバに FTPクライアントアプリの
Win SCP で接続できるようにします。
GCPの無料枠サーバの立ち上げ方はこちらです。
■ やりたいこと
・サーバにGUIでファイルを転送したい
・サーバからGUIでファイルを取り出した
Win SCPを利用すると、
GUIで簡単にファイルのやり取りができます。
大変便利になります。^^
公開鍵と秘密鍵の準備
前回の記事でRLoginでのSSH接続方法を参考に、鍵ペアの作成とVMインスタンスへの公開鍵設定は済ませておきます。
puttygenで作った秘密鍵(ppkファイル)を使用します。
Win SCPをインストールする
インストールといってもファイルをダウンロードして展開するだけです。
窓の杜 からダウンロードします。
実行ファイルをダウンロードしてダブルクリックします。
インストーラーが立ち上がるので順番に進めるとインストールが完了します。
接続先を設定する
WinSCPを立ち上げると最初にログインする接続先を選択するダイアログが表示されます。
最初は何もないので 新しいサイト を選択して作成します。
転送プロトコルは、SFTPにします。
ホスト名には、GCPの接続するインスタンスに割り当てられた外部IPを入力します。
ユーザー名はインスタンスを作った Googleアカウントのユーザー名です。
パスワードは何も入力する必要はありません。
ポート番号は22のままにします。
その後、 設定 ボタンを押して詳細を指定していきます。
認証の項目にある秘密鍵にppkファイルを指定します。
OK ボタンを押した後、保存をします。
すると、セッションの保存名 を入力するダイアログが出るので好きな名前を付けます。
フォルダは整理のために指定しました。
OKします。
作った接続先を選択してログインします。
サーバへGUIでファイルの送受信を行えるようになりました!
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