試験で解けるようになる「DNS関連用語」のまとめ
現在、4月に受験する情報処理安全確保支援士の勉強中です。
DNS関連の問題は午前、午後両方ともよく出るのですが、何となく仕組みが理解できていなくて、リソースレコードとかも忘れてしまうので一覧にまとめてみました。
同じ使い方なのにいろいろな呼び方があるせいでややこしいです。^^;
(ページの最後にPDF置いておきます)
※PDFは補足付き
2022年11月追記:
私の合格した時の方法を反省し、より効率的な勉強法を紹介しています。
よければ参考にしてください。
【必見】未経験でも合格した情報処理安全確保支援士試験の勉強法
情報処理安全確保支援士試験って役に立つの?実務経験がないと合格は難しい?何時間ぐらい勉強したらいいの?どうやって勉強したらいいの?これらをこの記事で答えていきたいと思います。
DNS関連用語のまとめ
名称 | 内容 |
リゾルバ | 名前解決のこと。 ドメイン名からIPアドレスへの変換(正引き) IPアドレスからドメイン名への変換(逆引き) |
スタブリゾルバ | PCのOS等に搭載されている機能(ソフトウェア) 外部のフルサービスリゾルバに対しDNS要求を中継して結果を待つ。 |
フルサービスリゾルバ | DNSを使った名前解決を、単独で、最後まで完全に行うことのできるリゾルバ機能を備えたDNSサーバのこと。 自分自身ではゾーン情報は管理しない。 他のコンテンツサーバやリゾルバに問い合わせて、名前解決を図る。 一度取得した情報はキャッシュに保持している。 |
オープンリゾルバ | アクセス制限を行わず、インターネット上のどこからでも名前解決の問い合わせに応答する状態になっているDNSキャッシュサーバのこと。 |
ゾーン情報 | ドメインの情報(ドメイン名や属性など) ホスト名、IPアドレス、ネームサーバ情報 など、さまざまな情報が「レコード」として記録されている |
コンテンツサーバ (権威DNSサーバ) | あるドメインの権威情報を提供するDNSサーバ リゾルバからの非再帰的な名前解決要求に対し、自身が管理するドメイン内の名前解決にだけ応じる。 |
プライマリDNSサーバ/ セカンダリDNSサーバ | 管理者はプライマリDNSサーバのゾーン情報だけを管理・更新する。するとプライマリDNSサーバに設定された内容が自動的にセカンダリにコピー/同期される。 DNSサーバ間では「ゾーン転送」という、登録データを直接コピーする機能が使われる。 |
DNSラウンドロビン機能 | 1つのドメイン名やホスト名に対して、複数のIPアドレスを割り当てて、負荷分散を図る方式である。 |
ダイナミックDNS | 本来は静的な情報として管理されているIPアドレスとホスト名の対応を動的に更新する仕組み。 |
hostsファイル | hostsという名前のテキストファイルに、IPアドレスと名前文字列の対応を書き込んでおいて、それを参照するという名前解決方法。 ネットワークを参照する必要がないので独立した環境でも利用できる。 |
■リソースレコード
名称 | 説明 |
A | ホスト名に対応するIPアドレス(IPv4) |
AAAA | ホスト名に対応するIPアドレス(IPv6) |
CNAME | ホスト名の別名 |
MX | メールサーバのホスト名 |
NS | ゾーンに対する権威を持つ権威DNSサーバのドメイン名を指定 |
SOA | ゾーンの管理情報(権威情報)を記述 |
PTR | IPアドレスに対するドメイン名を指定(逆引きDNSで使用) |
TXT | ホスト名に対するテキスト情報(SPFレコードの記述にも使われる) |
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Tips
Windowsのコマンドで「ipconfig /displaydns」と入力してリターンするとクライアントDNSキャッシュを表示できる。
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